どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
岩手日報社
「TOYOTA SOCIALFES!! ~カーボンニュートラル学習と熊の生態~」は昨年12月20日、盛岡市のサンセール盛岡で開かれました。ツキノワグマの生態に詳しい岩手大の青井俊樹名誉教授による講義と、同大環境マネジメント学生委員会によるクイズ形式の環境学習を実施。市民ら約50人がクマ出没の要因や対策、地球温暖化防止策など、身近な自然と保全活動について理解を深めました。
青井名誉教授は「ツキノワグマの生態と地域ぐるみの被害防除」と題した講義の中で、北東北で2023年度、捕獲数が過去最多となったことを報告。「人家から数百メートル離れた人里にも生息し、おいしいものを覚えれば山奥からでも移動してくる」と解説しました。参加者はメモを取りながら聞き入っていました。
同大は、同市猪去地区で自治会、行政と協力しリンゴの食害対策に取り組んでいます。▽廃棄農産物や放任果樹の除去▽集落・畑周辺の刈り払い―などによって被害が減少した成果を紹介し、「地域を挙げてクマが出没しづらい環境をつくることが被害防止につながる」と強調しました。岩手県内では昨年、クマによる人的被害や市街地への出没が相次ぎ、市民の関心が高まっています。また、本イベントは当初11月に開催予定でしたが、会場となる同市高松地区でクマの目撃が続いたため、内容と場所を変更し実施しました。家族3人で参加した八幡平市大更の会社員、延足健さん(43)は「捕獲数が年々増えていることが分かった。これからの生活はクマとの共生が前提になると改めて感じた」と実感を込めました。
後半は、同委員会の学生が進行し、参加者に対して二酸化炭素(CO2)排出量が少ない行動を選ぶ2択クイズを10問出題しました。不正解の場合、二酸化炭素に見立てた紙製のボールをペットボトルの中に投入し、ボールの少なさを競いました。参加者は5グループに分かれ、クイズを楽しみながら脱炭素や温暖化対策について学びました。同委員会の新沼遼佳委員長(人文社会科学部2年)は「カーボンニュートラルの概念を可視化し、参加型のクイズを考えた。皆さんの反応も良く、出題を通じて自分たちも学ぶことができた」と笑顔で振り返りました。
◆主 催:岩手日報社
◆後 援:盛岡市
◆協 力:岩手大学環境マネジメント 学生委員会
◆企画制作:岩手日報社総合ビジネス局