どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
長崎新聞社
「アップサイクル」という言葉を知っていますか? 捨てられるはずだったものたちにアイデアやデザインを加えて新しい製品として生まれ変わらせる再利用のカタチです。今年の長崎でのTOYOTA SOCIAL FES!!は、長崎の海で拾った海洋ゴミのアップサイクルに挑戦!8月24日、約130人の参加者が長崎新聞社に大集合。今日のみんなは、アップサイクルアーティストです!
まずは家庭から出るゴミの量について長崎市環境部の長尾怜美さんがクイズを交えながら解説。かつて長崎に生息していた恐竜の体重と比較した親しみやすいクイズに白熱しつつも、想像以上の量の多さにみんな深刻な表情に。続いて、長崎日本大学中学・高校新聞部のメンバーが海岸のゴミ調査の結果を報告。周りを海に囲まれた長崎県にとって海は身近な存在です。一見綺麗に見える海にもゴミがたくさんあることを知りました。そしてこの「海洋ゴミ」が今日の主役。これからみんなの手で、素敵に生まれ変わらせちゃいます!
講師はアップサイクルアーティストの里見はるかさん。今日の参加者でもあるこころ咲良高校Youtu部のみんなと海岸清掃をして集めた海洋ゴミを持ってきてくれました。金属製の枠にレジン液を流し込み、砕いたプラスチックゴミやシーグラスを配置。作業をしながら「これは何のゴミだろう?」「ペットボトルキャップ?」と大盛り上がり。試行錯誤の末、世界に1つだけのオリジナルキーホルダーができました。
完成したキーホルダーは色とりどりで美しく、個性的。海岸に転がっていたゴミから生まれたものとは思えません。みんなは「楽しみながらアップサイクルについて学ぶことができてよかった」と満足気な表情。日頃からリサイクルを意識してゴミの分別をしているけれども、生まれ変わる様子を見る機会はあまりありません。今日はアップサイクルという挑戦を通して、自分のアイデアやセンスでゴミに新しい価値を与え、命を吹き込む喜びを知りました。これからは、ゴミとして出す前に別の使い道がないかを考える、そんな暮らしが始まりそうです。
◆共 催:長崎市
◆協 力:長崎日本大学高校、こころ咲良高校
◆企画制作:長崎新聞社 事業センター