どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
琉球新報社/沖縄タイムス社
地域の環境保全について学ぶ「TOYOTA SOCIAL FES!! in沖縄」の2回目の活動が11月24日、与座コミュニティーセンター(糸満市)を拠点に開催されました。「グリーンベルト植栽で大地から美ら海を保全しよう!」をテーマに、こどもから大人までの約70人が参加。赤土流出の影響や対策の必要性を学び、植物による流出防止の対策活動に取り組みました。
沖縄には国頭マージ、島尻マージ、ジャーガルといった土壌があり、国頭マージ、島尻マージは「赤土」と呼ばれています。赤土はサトウキビやシークヮーサー、パイナップルなど沖縄を代表する農作物の栽培に必要で、赤瓦や、やちむん(陶器)などの材料としても使われています。3種とも粒が細かく、梅雨の時季や台風時、亜熱帯特有の激しい降雨により土壌が浸食され、川や海に赤土が流れて、美ら海を赤く濁し、海の生物の生育環境に打撃を与え、水産業や観光業、農地の損壊による農業にも悪影響を及ぼします。
陸域からの流出は多くが農地からと言われています。その対策の一つとして自然の力を生かした「グリーンベルト」という方法があります。裸地や畑の周辺、斜面の下側などに樹木や草木などの植物を帯状に植え、水の流れを弱め、濁水中の土粒子を捕捉し、赤土の流出を防ぎます。グリーンベルト植栽に適した植物に、イネ科の「ベチバー」があります。フェス当日は伊敷栄三さんの農地で、ベチバーの植栽活動に取り組みました。参加者はスコップで土を掘り、親子で楽しみにながらベチバー500本を植え、地域の環境保全と対策の重要性に理解を深めました。
赤い大地に青い海。沖縄の豊かな自然と私たちの暮らしや産業は密接に結びつき、大きな恩恵を享受しています。一方で、亜熱帯特有の気象現象や経済活動による赤土流出も発生し、その対策の必要性を実感しました。家族で参加した稲嶺盛恭さん(39)、あやめさん(33)、琉盛くん(8)こころちゃん(4)。琉盛くんは海が好きで「海をきれいにしたいと思い、参加した。みんなで楽しくベチバーを植えることができた」と笑顔を浮かべていました。私たち一人一人が地域の環境課題に触れ、行動実践して美ら島・美ら海の恵みを未来へとつないでいきましょう。
◆主 催:NPO法人おきなわグリーンネットワーク、糸満市赤土等流出防止対策地域協議会
◆後 援:糸満市、沖縄県
◆協 力:沖縄タイムス社、奇才
◆企画制作:沖縄タイムス社
沖縄の美しい自然を守るために開かれているTOYOTA SOCIAL FES!! in 沖縄が11月8日に名護市のブセナ海中公園で開催されました。「サンゴを観察し沖縄、地球の未来を考えよう!」をテーマに沖縄に生息するサンゴの現状を学び、実際にグラスボートに乗って海洋見学を行いました。子どもから大人まで約100人が参加し、海の中の大自然に関心を持ち、保全することの大切さを目的に活動を行いました。
澄んだ青空と心地よい潮風を浴びながら観察会はスタートしました。2グループに分かれ、座学とグラスボートに乗る海洋見学をそれぞれ実施しました。座学ではテラス財団の比嘉先生と、日本サンゴ礁学会の中野先生からサンゴが直面している現状やサンゴを守るために私たちができることは何か、クイズに答えたり、実際に白化したサンゴを触ったり、顕微鏡で観察するなど楽しみながら学びました。
海洋見学ではグラスボートに乗船し、いざ出港! 岩のような大きなサンゴや、枝サンゴ、花びらのようにひらひらしたサンゴ礁などたくさんの種類があることが分かりました。元気なサンゴとは紫色や緑色など色がしっかりしています。一方、元気がないサンゴは白色に近い抜けたような色をしています。ブセナの海でも多く見られました。そして、元気なサンゴの周りにはたくさんの魚がいきいきと泳いでいます。クマノミやブダイなど、魚の群れにも遭遇しました。沖縄らしい多様な生物が生息するきれいな海の中心には元気なサンゴが必要不可欠だと学びました。
観察会を通して、沖縄の美しい海、海洋環境を守るためにはサンゴを保全することも大切だと学びました。サンゴが白化する原因は地球温暖化による海水温の上昇、赤土流出など様々な要因があります。特に今年は台風が上陸せず海水温が上昇する一方だったことも原因のひとつです。ひとりひとりが日々の生活を意識することが、地球温暖化を防ぐことにつながります。ひとりの努力は小さくても大勢集まることで大きな影響になりサンゴも元気を取り戻すでしょう。沖縄の美しい自然を未来につなぐために、沖縄に住んでいる私たちが力を合わせて守っていきましょう!
◆主 催:NPO法人おきなわグリーンネットワーク、(一財)ザ・テラスネイチャー財団
◆後 援:那覇市
◆協 力:奇才、琉球新報社
◆企画制作:琉球新報社