よりよい未来って言っても、そう簡単には作れません。
プログラム当日は、いつもより動くから汗もかきます。
植物をズボッと抜いたりすれば、手も汚れます。
汗をふけるマフラータオルに、動きやすい軍手を用意しました。
プログラムの当日にお渡しします。
参加してくれる皆様へ、TOYOTAから感謝の気持ちです。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
信濃毎日新聞社
信州を代表する湖・諏訪湖は、太古から存在し、時代の移り変わりとともに湖水の環境も大きく変化してきました。現在は水草のヒシが増殖し、他の生物の生育や漁業の妨げになっていることが大きな問題です。TOYOTA SOCIAL FES!!in長野では、増えすぎたヒシを取り除くことを中心に、諏訪湖の生態系のバランスを取り戻す活動に取り組んでいます。
梅雨の晴れ間が時折のぞく7月4日、ヒシ取り作業が行われました。作業には長野県全域から、小学生から80代の約150人が参加。特に20代の若い人たちの姿が目立ちました。作業の前に諏訪市豊田の複合健康運動施設「すわっこランド」で行われた学習会では、信州大学理学部湖沼高地教育センター諏訪臨湖実験所の宮原裕一教授が、ヒシが発生するようになった経緯を説明。「ヒシが繁茂すると水中の酸素不足を引き起こし、生きものたちが住みにくい環境になったり、船の航行が妨げられたりして地域の大きな問題になっています」と話し、ヒシ除去の重要性を強調しました。
諏訪湖ではNPO法人諏訪市セーリング協会が用意したボートに交代で乗り込み、船上から湖面に浮いたヒシを抜き取る作業をしました。湖底に根を張ったヒシは抜き取るのに力がいりますが、参加した皆さんはすぐにコツをつかみ、根こそぎ抜けることが多くなります。「え?こんなに長いの?」。巻き取るように抜いたヒシの長さに驚く声が、あちこちのボートから聞かれました。抜いたヒシを入れたかごは、たちまち山盛りになり、約2時間の作業で計1㌧のヒシが取れました。
この日、受付やヒシの陸揚げなど運営にも協力してくれたのは公立諏訪東京理科大(茅野市)のボランティアサークルの皆さん。昨年の倍近い21人が集まってくれました。副部長の池上ふたばさんは「地域の環境美化というと少し硬いけれど、皆で取り組むと本当に楽しいです」。長野県福祉大学校(諏訪市)の級友同士で参加した布野舞空さん、名取帆乃海さん、太田さくらさん、金井亜美花さんは「諏訪湖は身近にある自然で、地域の観光資源でもあり、ずっと美しい環境であってほしいと思います。その諏訪湖のために自分も行動する、よい機会になりました」と話していました。
◆主 催:信濃毎日新聞社、諏訪市
◆後 援:長野県
◆協 力:NPO法人諏訪市セーリング協会