どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
茨城新聞社
自然と親しみながら環境について皆で考えるTOYOTASOCIAL FES!!10月19日、家族連れや仕事仲間、高校生など幅広い年代の約100名が参加し「大洗・海門橋の清掃活動を通してプラスチックゴミ問題を考えよう!」が行われました。会場は那珂川の河口付近に架かる海門橋周辺。橋の下にはゴミが散乱していました。参加者のみなさんは清掃活動や環境学習などに取り組みました。
参加者は、地元のライフセーバーの指示に従い、6つのグループに分かれて壊れたプラスチックの植木鉢やビン、食品のトレーなどのゴミを拾い集めました。約1時間分の清掃で集めたゴミの総重量は約200kgに達しました。中にはランドセルやボートなど見慣れないゴミも落ちており参加者は驚いた様子でした。清掃活動の後は海門橋近くの願入寺に移動し、環境について学んだ後、海の生き物をかたどったキーホルダーを制作しました。
キーホルダーの材料には、微細な海洋ゴミ「マイクロプラスチック」を使用。型にプラスチックを並べて樹脂で固め、カメやクジラなどのキーホルダーを制作しました。モチーフとなった海の生き物はマイクロプラスチックを食べて命を落とすこともあり「環境問題を自分の問題として考えてほしい」という思いが込められています。環境学習ではコウノトリの話を基により良い環境にするために各々がすべきことを考えました。講師の方からも「環境問題について我々だけではなく一緒に考えながらアイデアを出し合ってほしい」とのコメントがありました。グループごとに話し合い、参加者からは「想像以上にゴミが出てびっくりした。普段からごみを減らす意識したいと思います」や「ゴミを拾うことは気持ちがよくなる」などの声が上がりました。
海岸の清掃活動、コウノトリをからめた環境学習など環境への理解を深めた1日となりました。次の世代に茨城の豊かな自然を引き継ぐため、私たちには何ができるのでしょうか。環境問題への理解を深めるには、まず現状を知ってもらうことが大切です。今回の活動を通して私たちの身近な場所にも多くのゴミがあることを学び、そのゴミをどうすれば減らすことができるか考える「きっかけ」にしてほしいと思います。これからも私たちの手で茨城の自然を守っていきましょう。
◆主 催:特定非営利活動法人 大洗海の大学
◆共 催:茨城新聞社
◆後 援:大洗町
◆協 力:大洗サーフ・ライフ・セービングクラブ、願入寺
◆企画制作:茨城新聞社営業局