どんな時でも、
私たちを癒やしてくれる地域の自然。
その恩返しをするために
TOYOTA SOCIAL FES!!が、今年も開催されます。
楽しみながら自然を守るという想いのもと、
2012年に日本全国47都道府県で始まったこの活動。
12年間で10万人以上の方に参加いただきました。
みんなで地域に集まって、自分たちの手で。
さぁ、自然を守るを、一緒に楽しく。
TOYOTA SOCIAL FES!! Presents
千葉日報社
房総南部の館山で開催した「TOYOTA SOCIAL FES!!」。館山湾も地球温暖化による水温上昇で海の生態系に影響が出ています。また、その地形や海流により海岸に漂流物が流れ込むため、プラスチックを含む海洋ゴミなどの悪影響が危惧されています。その美しさから鏡ケ浦とも呼ばれる館山湾を次世代に繋いでいくため、自然環境への意識を高める活動を行いました。
雨模様となった10月19日。約80人が県内外から〝渚の駅〟たてやまに集まりました。「館山湾の豊かな生態を知り、美しい海について考えよう!」をテーマに、ウミホタル発光実験と海岸清掃、館山の貝殻でフォトフレーム装飾に挑戦しました。
〝渚の駅〟たてやま「海辺の広場」飼育員の平野雅之さんと髙橋周佑さんが講師を務めたウミホタル発光実験では、無数のウミホタルが放つ淡く青白い光に参加者から驚きと歓声が広がりました。毎年、参加者に人気のプログラムで、ウミホタルの輝きに夢中になって楽しんでいました。隣接する新井海岸での清掃は、波の音や踏みしめる砂浜の感触などを感じながら、海岸に落ちているゴミを拾い集めました。フォトフレーム装飾では、様々な大きさや色の貝殻を枠に貼り付けて、自分だけのフォトフレームを制作しました。参加者が熱心に取り組み、世界で一つの作品ができました。
昨年に引き続き現地での開催となった「TOYOTA SOCIAL FES!!」。リピーターの方もいて、これまで県内外から多くの方々に千葉の海を守る活動に加わっていただきました。参加した子ども達から「SDGs(持続可能な開発目標)を考えていきたい」といった感想の声もいただきました。豊かな環境の大切さと、その環境を守り続けることの意義が伝わっているのだと強く感じます。自然の豊かさや海の環境問題に触れることで、みんなで考え、未来を創造する活動を今後も続けていきます。
◆主催:千葉日報社
◆共催:たてやま海まちフェスタ 実行委員会
◆後援:館山市、館山市教育委員会
◆協力:〝渚の駅〟たてやま海辺の広場
◆企画制作:千葉日報社 東京支社